毎年この時期になると、「先生はお盆は休みじゃないんですか?」と聞かれます。
これまでの人生で、お盆が休みだったことは一回もなく、そもそも、僕の両親は末っ子同士で、核家族で育ったせいか、お盆という風習があまりよくわかりません。御先祖様の迎え方や、送り方なんかも全く分からず、ちょっと日本人としては・・・。と思うときもあります。
なので、お盆に休み?と聞かれると、なんで???となってしまいます。
でも、なんとなくこの時期に思い出だすことは、
昔、祖父が言っていた、働く(端楽)という言葉です。
働く、人が動くと書きます。
みんな人それぞれ、働く理由があって、毎日頑張っています。
「働く」は「端楽」
はた(端)にいる人に、らく(楽)をさせること。
僕の一番身近な両端(端:はた)は家族です。
楽にさせたい、幸せにしたい。と人が動く。
お金を稼ぐ仕事だけが、働くではありません。
奥さんたちが、家族が楽にできるように家事をするのだって、働く。
ボランティアで、困っている人を楽にさせるもの働く。
家族や友人が楽になるように。
一緒に仕事をしてくれるスタッフが楽になるように。
そして、患者様が楽になるように。
どうせ人が動くなら、
自分のためだけと思わず、端の人のために、その人に楽をさせたい。
と思って動くと、なんだかやる気が出てきます[:晴れ:]
僕は幸い医療従事者になって、広い両端を持つことができました。
一般的な職種よりは、楽にさせてあげたい人がたくさんいます。
石岡を中心に両端をもう少し広げて、広く地域の患者さんが楽になってくれるといいな。
さいきん、眼科のことが少なくてすみません。
白内障手術 硝子体手術 眼科手術専門 山王台病院 附属 眼科内科クリニック
(茨城県 石岡市 小美玉市 かすみがうら市 土浦市 笠間市 鉾田市)