今日の外来も花粉症の患者さんが沢山!!
午後は他県の医院様で、硝子体やまぶたの手術を行いました。
自分の目もあまりに痒いので、手術前にも目薬が必須です。
昨日は弱気なブログを書いてしまいましたが、
眼科とは関係なくても、頸椎ヘルニアで困っている患者さんはかなり多いはず??
実際に頭痛を主訴として「目のせいでしょうか??」と、受診された患者様にMRI検査を行って、頸椎ヘルニアを発見し、整形外科を紹介したことも多々ある僕です。
同じ悩みをもつ人のためになればと、体験談や調べた治療法について書いていきたいと思います。(このシリーズは不定期で記載予定)
頸椎ヘルニア? MRI
僕が頸椎ヘルニアになったのは3年くらい前のことです。
子供と肩車をしていて、ハシャギまくったあと、少し痛みを感じました。
当日はそれほど重大に考えなかったのですが、翌朝に痛みで全く動くことができない自分がいました。
それ以来、年に数回、ちょっとしたことで、ものすごーく痛くなる日々を送っています。(なんでもない時は、全く痛くないのですよね。)
今週は、月曜日の早朝に「洗顔をして、顔を拭く」という、何気ない動作で、いきなり激痛に。朝の外来までに、痛み止めや血流改善薬などを飲みまくって、どうにか外来に遅刻しないですみました。
今週撮影してもらったMRIをUPします。
緑矢印の、黒く上下に伸びるものが脊髄です。その両側で白く上下に伸びるのは髄液です。脊髄や髄液の左側に背骨が写っているのが分かるでしょうか?
骨と骨の間には、椎間板という組織がありますが、赤矢印の先の3つの椎間板は、右側にはみ出して、緑矢印の脊髄に接触しています。
脳からの指令で手足を動かしたり、手足の間隔を脳に伝える役割を持つのが脊髄ですが、椎間板ヘルニアでは、はみ出た椎間板によって、脊髄が圧迫されてしまうので、痛みを感じたり、ヒドイ場合には手足を動かすことができなくなってしまう病気です。
僕は年に数回、痛みを感じることがあるものの、思い通りに動かないとか、そういう事はないので、自分で手術をすることは問題ありません。動かすことにも問題が出るようになったら、手術治療を受けなくてはいけないのかな?と思っています。(この辺りは、別の機会に記載します。)
ちなみに、右は2年くらい前の1テスラのMRI画像です。左は今週撮影した3テスラの最新型MRI。
久しぶりに撮影したので、悪くなっていないか比べてみようと思いましたが、あまりに画質が違うので、評価困難でした。(ブログにアップするのに、3テスラの方は、5分の1程度に画素数を落としていますが、それでもこんなに差があります。3テスラMRIはキレイです。)