先ほど、救急外来で外傷による網膜弁状裂孔のレーザー治療を行いました。
患者様は、月曜日受診の予約を取りに来たようですが、病状を聞いて、スタッフが、月曜まで待っていいのかを僕に電話で問い合わせてくれました。
もしかしたら、月曜日まで放置したら、網膜剥離に進行していた可能性もありますので、今回はとても良い判断だったと思います。事務のスタッフですがナイス[:グッド:]
さて、9月の治療実績を集計しました。
開院して2年4ヶ月。だんだんと紹介を頂ける医院様が増えて、網膜剥離などの重症例が増えています。また、これも徐々にですが、黄斑変性症や、糖尿病などでの黄斑浮腫に対する、ルセンティス注射、アバスチン注射も増えています。
H24年9月の手術実績
手術合計 137件
内訳
・白内障手術 85件
・網膜硝子体手術 19件(糖尿病・網膜剥離・眼底出血・黄斑円孔など)
・眼瞼(まぶた)の手術 12件(眼瞼下垂・さかさまつげ・霰粒腫)
・涙器の手術 5件(NSチューブ・涙嚢切開など)
・緑内障手術 4件
・結膜の手術 3件(翼状片・結膜縫合)
・その他の手術 9件(斜視・眼窩・角膜など)
レーザー手術合計 22眼
内訳
・網膜光凝固 9件(糖尿病・眼底出血などに対するレーザー)
・YAGレーザー 10件(後発白内障に対するレーザー)
・SLTレーザー 3件(緑内障に対するレーザー)
*手術数は、分院である小美玉市医療センターとの合計数です。手術数は基本的に保険診療で請求された件数です。両眼同時手術などは2件と計算しています。 白内障の手術時に、逆さまつ毛や眼瞼下垂の手術を追加で行っておりますが、それらはカウントしておりません。
抗VEGF薬 硝子体注射 44件(加齢黄斑変性症などに対する注射です。ルセンティス・マクジェン・アバスチンの合計)
ステロイド薬 テノン嚢注射 18件(糖尿病や網膜静脈閉塞症などでの黄斑浮腫などに対する注射です。トリアムシノロン)
白内障などの緊急性のない手術の待ち時間は、4ヶ月半待ち、H25年2月中旬からの予約となっています。緊急性のない手術の待ち時間が増えています。解消できるように頑張っていきたいと思います。
白内障手術 硝子体手術 眼科手術専門 山王台病院 附属 眼科内科クリニック
(茨城県 石岡市 小美玉市 かすみがうら市 土浦市 笠間市 行方市 鉾田市 茨城町)