4月19日から22日まで大阪で、
第122回 日本眼科学会総会が開かれました。
今回は「iStent®手術の術後早期成績(白内障手術併用眼内ドレーン手術)」 という演題で、オーラル発表をしました。 簡単にまとめると、白内障手術時にiStentを併用した。 31眼を術後3ヶ月までfollowしたデータは、全例で眼圧下降が得られ、 平均眼圧下降率は約20%、合併症は皆無であった。という内容です。
学会全体としては、緑内障のセッションで、MIGS(低侵襲緑内障手術)に関する演題が全く出ていないことに非常に驚きました。世界中ではかなりの注目を浴びているのですが・・・。僕の印象ではMIGSは日本でも、5年後に現在の10倍以上の手術が施行されるようになり、将来的に緑内障治療を激変させる可能性が高い分野と思っています。(点眼薬をさぼってしまう人が、続々希望するようになるのではないかと。) 発表後も医師からの質問は少なく、学会終了後に器械メーカー3社から意見交換のアポイント依頼がありました。メーカーさんの方が先見の目があるのかな ??
それにしても大阪駅周辺はどんどん都会になりますね。そして外国の方の多いこと多いこと。