本日9月14日から16日まで、新潟市で、
第29回 日本緑内障学会が開かれます。
僕は本日、「iStentとKahook dual blade®を左右別々に施行した白内障併用緑内障手術の比較」 という演題で発表(オーラル)をしました。
内容的に簡単にまとめると、
「白内障手術時にiStent、またはKahook dual bladeによるMIGS(低侵襲緑内障手術)を、11名の患者さんの左右別々に施行し、結果を比較したという内容です。全症例(11例22眼)で緑内障点眼薬が不要となり、かつ、眼圧下降は両群で有意差はないものの、istentが23%、Kahookが29%とKahookがやや有利。istentは視力の回復が早く、翌日には多くが1.0。Kahookは一過性ですが合併症として出血を起こす割合が高く、視力の立ち上がりには時間を要する。」
内容に関する質問も多かったですが、講演中も講演後も、「手術動画のキレイさ」に関して、著名な先生方から質問やお褒めの言葉を頂くことができ、非常に嬉しい一日でした。