網膜剥離だらけです。

震災日、昨日と網膜剥離の手術をしました。
当院は大学病院ではありませんので、月に1?2件といったことが多いのですが、なんと本日2名が新たに網膜剥離でした。
もともと休診の予定でしたので、午後は時間があり、このまま本日手術を行います。

実際の写真です。透明?薄い白色の網膜がはがれると、網膜の裏側にあるオレンジ色が薄れて、なんとなく白っぽい写真となります。写真の1枚目、左側が病気がない部分、右側が剥がれている部分です。2枚目の写真は3枚目と同じ患者様のものですが、白くうつる網膜の一部に大きな穴があき、後ろ側のオレンジ色の組織(網膜色素上皮・脈絡膜)が見えています。

中高年以上での網膜剥離の手術は、目の中に器械を入れて、内側から治すようにします。手術後は空気などの浮力を使って網膜を押しつけるようにするために、手術後しばらく、ずっとうつ伏せの体勢をとって頂きます。手術ももちろん大変ですが、患者様が一番つらいのは、術後のうつ伏せだと思います。

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白内障手術 硝子体手術 眼科手術専門 山王台病院 附属 眼科内科クリニック
(茨城県 石岡市 小美玉市 かすみがうら市 土浦市 笠間市 鉾田市)

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