原発

今日は7名の患者様に手術を行いました。
・白内障手術 6件
・翼状手術 1件

昼過ぎの白内障手術中にも、小さい余震があり、一時中断をしましたが、
先ほど外来の最後の患者様の診察中に大きな余震があり、少しヒヤヒヤしました。津波などの影響がないといいのですが。

都知事選は現職の石原知事が圧勝とのこと、おそらくこれまでの実績や行動力が評価されたのでしょうが、原発に関しては必要悪とのスタンスをとっておられました。
(天罰の発言は、絶対にあってはならないことですが)
現在、原発の影響で苦しんでいる方々には、大変申し訳なく感じますが、僕も一概に全て脱原発というのは、どうかと思います。
資源もなく、地震がなくても経済力の弱まってきている日本で、化石燃料に頼る運営は難しいのではないのでしょうか?
バイオマス・風力などクリーンエネルギーの開発はもちろんよいことだと思いますが、脱原発を訴える指導者は、それによる発電量や、開発費、設備費、日本の経済力まできちんと検討・公表して訴えるべきと思います。

確かに原発は怖いです。茨城県の農業、漁業のダメージも深刻でしょうし、実際に僕の子供に、水道水を飲ませるのをためらうこともあります。

将来の子供たちに放射能汚染があっては困ります。でも、借金地獄でも困ります。

このままいくと日本は財政破綻と言われて久しいですが、消費税を含めて何ら変わりません。平等性に欠けるのであれば、所得税や相続税の増税も含めて(僕は相続税100%論者ですが)、早く改善に向けた実行が望ましいのではと思います。増税反対の声も多いですが、石原氏の言うように「我欲抑えて生活つましく」、日本の再生、自分たちではなく、さらに将来の子供たちのことを考える時期なのだと思います。

なんでも計算通りにはいかないのはしかたありません。ただし、政治家・指導者の方々は、聞こえのいいことを発言するのではなく、脱原発でやっていけるのか?クリーンエネルギーに頼れば解決するのか?そうであるなら、それにかかるコストと発電量の見込みの試算をデータとして見せてほしい。
税金の無駄をなくせば、本当に増税しなくてよいのかを見せてほしい。どの無駄を削ればいくら減るのか、本当に削れるのか?(仕分け作業では見込み額に遠く及びませんでしたが)

原発を推進しているわけではありませんが、僕を含めた一般的な国民が、きちんとした選択をできるように、様々なデータを示して、選挙戦では訴えるべきだと思います。
もちろん、原発を継続する場合は、想定外の事態を乗り切れる安全性を確保うする事が必須です。

白内障手術 硝子体手術 眼科手術専門 山王台病院 附属 眼科内科クリニック
(茨城県 石岡市 小美玉市 かすみがうら市 土浦市 笠間市 鉾田市)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です