電話 心配な人リスト

今日は先週が連休でお休みだったせいで、午前の小美玉市医療センターでの外来が70名近くなってしまい、待ち時間が長くなってしまいました。予約制でないので、朝一番で来院される方が多く、2時間以上待っている人が沢山に・・・。本当にすみませんでした。
クリニックは予約制なので、来院時間や日程を割り振れる分、待ち時間が少なくてよいみたいです。小美玉も少しづつ変えていこうかな。と思います。

待ち時間以外にも、予約制のいいところがいくつかあります。
翌日の受診予定の患者様のカルテを予習して、必要があれば説明資料を作っておいたり。そして、何より役立っているのは、受診しなかった人が分かることです。
電話・心配な人リスト
僕は、子供で心配な症例とか、日帰り手術のあととか、気になることがあると、あまり遠慮なく患者様に直接電話をしてしまうので、たまに患者様たちにビックリされます。

予約制だと、当日来院されなかった方が把握できるので、その中から、
?緑内障や糖尿病などで、キチンと対応しないと、失明のリスクがある人
?手術後早期で、経過観察が必要な人
を毎日ピックアップして、「心配な人リスト」というのを作成しています。
そして、各患者様ごとに、1ヵ月後とか、2ヵ月後とか決めて、期間を過ぎても受診がない場合には、一度だけ電話をするようにしています。

大体、月に1回、まとめて10名弱に電話をすることになりますが、一月にみる患者様は約1000名なので、「心配な人リスト」に載るのは、1%弱の患者様ということでしょうか?

今日は比較的、仕事が早く終わったので、3月や4月に受診をしていただけなかった方に電話をしてみました。
「忘れてた。」「ありがとう。」と言ってくれる方が多いのですが、たまには、あまり反応のない方もいらっしゃいます。

僕の患者さんが失明しちゃうのは、とっても嫌ですし、糖尿病や緑内障では、悪化して回復する見込みがなくなってから、失明を防ぐためだけに手術が必要になることも多く、そういう手術をするのも嫌なので、つい電話をしちゃうのでが、ちょっと自己満足か?と悩んでしまうことも多々あります。
受診しにくかった理由が「金銭的な負担が問題だったらどうしよう。」とか、「医療の押し売り?とか思われたらどうしよう。」という不安もあります。
でも、眼科医としては、きちんとした定期検診や外来治療で、悪化や失明を防げるのに。と思うと、ついつい電話をかけちゃいます・・・。
難しいなぁ・・・。

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